※四季報予想
先期の業績は、会社予想、四季報予想を上回る利益。
ただし、売上は思いのほか伸びませんでした。
売上の大半はMFD事業なのですが、
営業利益率は圧倒的にマーケティング事業の方が高いのですね。
売上の75%が利益になるというのは驚異的だと思います。
■来期の予想
※四季報予想
四季報予想よりも売上も経常利益も少ないです。
まぁ、保守的な予想ですといえばそうなのかもしれません。
■財務的な観点から・・・
現金が17億円まで積みあがっています。
負債は3.8億ですので、資金繰りには全く困っていないはずです。
配当を出さずに全額内部留保としているために、
利益余剰金は13.6億円にまで積み上がっています。
確かに財務面で安全なのは素晴らしいのですが、
流石に内部留保を貯め込みすぎのような気がします。
少しくらい株主に還元したら?と思ってしまいます。
来期の業績が飛躍的に伸びるとか具体的な投資戦略が見えているなら
まだ納得できますが、配当も出さずここまで保守的な姿勢だと、
ちょっと投資対象としてどうなのかな・・・良い会社なんですけどね。