郵政上場と米国12月利上げ説が台頭してきたことで
最後の上昇を取りに行くという朝香友博さんの見方に自分も概ねagreeです。
最後の上昇局面での日本株の売却を視野に入れながら、
今後のブログ方針については暴落時に買いたい銘柄選定と、
次の低迷相場で確実に期待値をプラスにするための
株主優待関連の情報の記録用にしていこうかと思っています。
新高値ブレイクアウトの手法は、短期的には役立つと思いますが、
中長期的には使えない段階にもう来てると思います。
●なぜ、バブルは繰り返されるのか
一般的なバブルの認識としては、「バブルの最中には、皆、熱狂してしまって誰もバブルがバブルであることに気づかず、投資してしまう」というものが あるが、最近の研究ではこれが間違いであることが指摘されている。無知な一般投資家でおろかに熱狂してしまう投資があるのも事実だが、一方でプロや合理的な投資家がバブル相場になりかけている状況で、むしろそれを利用して儲けようと戦略的に投資される資金があるからこそ、バブルは加速するのである。
一方で、見識ある投資家がバブルをバブルだと認識していても、プロでパフォーマンスが要求される人ほど、相対的なパフォーマンスの低下が怖くて相場から降りられずに、相場の下落に巻き込まれていく。
朝香さんの新著のこの記述を見て、
ずっと気になっていた懸念が解消されました。
日本人は過去のバブルと暴落を見て十分学習をしたはず。
なので多くの日本人が合理的な判断で動くなら、バブルは起きないはずでは?
この考えは実は間違いで、合理的な投資家がむしろバブルを形成するのだと。
そして、大口の機関投資家に比べて個人は十分な猶予を持って逃げられる。
こっから先は5手先、7手先を読んでいきたいです。
でもバブルには乗りたいですからね。