先週の急落を受けて流石にちょっと大丈夫か?・・・と思い、
週末ほぼずっと、中古住宅再生販売市場の現状と今後について調べてました。
・・・いやぁ調べれば調べるほど面白い、ほんとに面白い。
とりあえず景気後退局面が来ようが円安インフレが来ようが、
絶対このセクターは握っとこうと、心に誓いました。
税制優遇や政策支援で『中古住宅市場関連株』再び | ZUU online
2020年までに中古住宅流通・リフォーム市場の規模を倍増(20兆円)
まず国策としてこの背景があり、なおかつ需給面や人口動態を見ても、
今後新築が売れなくなり、中古が売れるようになるのは間違いない。
今の20代30代は80年代のバブルを経験してませんし、
消費も控えめで経済的な人が主流を占めてます。
今のアベノミクスも多くの若者はさほど肌で感じられていないです。
そもそも車すら所有する必要性をさほど感じていない世代です。
新築マンションや新築一戸建てへの信仰なんてそんなに無いと思います。
中古でリフォームされてれば十分住めるのは分かってますし、
新築に比べて数百万~数千万も安いのならそちらを選ぶでしょう。
このインフレ下において2,000万円以下の物件は魅力的すぎます。
どの会社がどういった戦略で今後シェアを伸ばしていくか。
それによって今後方針が変わるかもしれません。
ただ、少なくとも現状では全ての面においてイーグランドが優秀です。
・成長ストーリー(認知度向上型)
・成長ストーリー(エリア拡大型)
・割安感 (PER 7倍台で、競合の中で最安)
・優待利回り(年2,000円のクオカード、7万円台で買える)
・配当あり
・分かりやすいIR資料
・社長の人柄
・安定性
あとはチャートがついてこれば文句なしですが、
今のところ75日移動平均線の上で推移してます。
新高値を抜いてくるにはまだ時間がかかるかもしれませんが、
いずれ抜いてくると思ってます。
分散投資とか要りません。
本気で取るなら1銘柄全力買いです。
心中する覚悟が無くて勝てるかよ。
イーグランドに関する記事がありましたので抜粋。
<不動産の魔力にはまらないために>
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不動産にはなにか魔力があるのでしょうか。不動産の開発・売買で成功した経営者の多くは、取扱物件や事業全体の規模を拡大し、より大きなリスクを取る方向に向かいます。斬新なビジネスモデルによりニッチ分野で成功した企業も、規模拡大のためにより市場規模の大きい既存分野に進出しがちです。その結果、市場全体が下落局面に転じると業績が悪化し、かつての成功もすべて無に帰す、というパターンをこれまで数多く見てきました。
しかし、中には自社の強みをしっかり把握し、無用なリスクを取らない企業も存在します。その代表例としてよく挙げられるのがスター・マイカ(3230)です。同社は「賃貸に供されているファミリー向けマンションを1戸単位で購入し入居者が退去後に自己居住希望者に売却する」というビジネスモデルを編み出し、十数年間ほぼそのモデルに徹することで、リーマン・ショックも黒字で乗り切りました。そして、最近上場した中で軸のぶれない企業として評価しているのがイーグランド(3294)です。
同社のビジネスモデルは競売物件に特化するというもので、スター・マイカほどの独自性はありませんが、現状確認や明渡請求などの手間のかかる事業を定型化して十数年間続けてきました。その結果、首都圏の落札シェアでは首位を継続、不動産市況の波により上下はするものの平均で17%の粗利率を確保し、スター・マイカ同様に黒字を続けてきました。「もっと楽に大金が稼げる事業へシフトする気は起きなかったのですか」という筆者の質問に対する「粗利率が17%あれば十分じゃないですか」という社長の回答は強く印象に残っています。
イーグランド社長はゼネコンの経理部門出身、スター・マイカの社長は投資銀行出身です。長期的視点から自社の事業を客観的に見られるためには、他業界での経験が役立つのかもしれません。